真光寺川流域の自然

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今月の自然01

ツユクサ
ツユクサ(撮影地:町田市真光寺町)
◎ツユクサ(露草)<ツユクサ科:ツユクサ属>
 (別名ボウシバナ)道ばたや草地など、どこにでもごく普通に生える一年草。別名の帽子花は苞の形によるもの。花は舟形の苞に包まれて花序をだす。1個ずつ苞の外に出て開き、半日でしぼむ。苞の中では次の開花に備え、蕾が数個待ち構えている(時には待ちきれず2個連なって咲くこともある)花弁3個のうち2個は大きく、鮮やかな青色でよく目立ち、1個は白色で小さい。
 古くは花の汁をこすりつけて布を染めたことからツキクサ(着草)とも呼んだ。全草を乾燥したものは、民間薬として利用される。