真光寺川まつり

トップページ > 活動の様子 > 「鶴見川流域センター」見学会

「鶴見川流域センター」見学会

 2004年1月11日(日)午前9:30鶴川駅に集合。途中町田駅で合流した仲間を加え、総勢13名で横浜線小机駅にある「鶴見川流域センター」の見学会となった。当日は風が冷たいものの晴天に恵まれ気分はピリッと爽快。

 「鶴見川流域センター」は昨年9月23日にオープンしたばかり、京浜河川事務所遊水地管理センターの建物の中にあり、すぐ近くにワールドカップ決勝戦会場となった「横浜国際総合競技場」がある。それも道理「横浜国際総合競技場」は多目的遊水地「新横浜公園」の中にあるのだ。

 この遊水地は洪水時に巨大な貯水池となって水害を防ぐのだ。流域センターの職員(若い美しい女性)の説明によれば、4〜5年に1回の大雨の時には国際総合競技場が水の中にぽっかり浮かぶ設計だそうだ。

広大な遊水地

 鶴見川河川敷のこの広大な遊水地は、面積84ha、総貯水容量390万?、25mプールの7千杯分という。昨年8月の大雨の時には、余裕をもって遊水地の機能を果たしたそうだ。

 鶴見川流域センターは、鶴見川流域の環境や自然、歴史などにふれながら、交流や情報交換のほか、総合学習にも役立つ拠点として作られたとのこと。


 2階のフロアにはバクの形をした鶴見川流域の航空写真があり、真光寺川、恩田川、広袴調整池などがハッキリわかる。我が家まで写っており感激!! メンバーはそれぞれの自宅の位置にシールを貼ってニッコリ…水族館、マルチスクリーン、覗き穴ボックス、ディスプレイ、ワークルームなどが2階にある。

鶴見川流域の航空写真
記念写真 1階にはライブラリーやコミュニティルームまである。屋上からは遊水地全体の展望やランドマークタワー、丘の向こうには真っ白な富士山が望まれた。無料貸し出しの双眼鏡を覗き、記念写真を撮り、満足の中に横浜中華街に向かった。
 ますます発展する中華街大通りに面した、1軒の古びた店で香港料理に舌鼓を打ちながら和やかに新年会を終了。
 腹ごなしに山下公園、大桟橋、赤れんが倉庫街などを散策、近辺の変貌ぶりに驚嘆しながら桜木町から帰途についた。有意義で楽しい冬の1日であった。            (山本 隆治記)

「小野路川」と「鶴見川大蛇行」探索会

 鶴川第一小学校付近の小野路川は、改修されずに両岸に竹の茂った昔のままの姿を残しています。下水道部で改修の計画があるようですが、単にコンクリートで固める改修ではなく、なるべく自然を残すように近隣の関係者と話し合っていきたいと言っています。

芝溝街道1芝溝街道2

<鶴見川の大蛇行>

鶴見川に掛かる「参道橋」と「丸山橋」の間に全く手が入らずに、自然の姿で残って大きく蛇行している部分があります。

鶴見川の大蛇行
丸山橋から参道橋方面を望む

 中央が鶴見川本流。その奥森の中に大蛇行部分があります。

 川が一定の水量に達した時、左の斜めに走っている土手を乗り越えて、直線に造った水路に溢れた水を誘導しようとする計画です。

 (丸山橋から参道橋方面を望む)