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会の紹介−会長あいさつ

 ようこそ「真光寺川を清流にする会」のホームページへ!

 昔は魚が群れホタルが舞う清流でした。なだらかな多摩丘陵が谷戸を形成し、その間を蛇行する真光寺川は田畑に灌漑用水を注ぎ、村人たちの生活に結びついていました。子供たちは川を遊び場として育ちました。

 高度成長の時代に入りこの辺りにも宅地造成化の波が押し寄せてまいりました。

 一時は生活排水や農薬が流れ込み汚れた川になったことがありました。また、大規模な宅地開発が推進され中流域のかなりの部分が暗渠として地下に没してしまいました。

 近年、周辺の下水道が整備され水質もきれいになり、環境も次第に改善されてきつつあります。

 私どもが駅前の焼鳥屋で「真光寺川を清流にする会」を立ち上げたのは2000年1月のことでした。

 当時、真光寺川は粗大ゴミやビニール袋が散乱し汚れた川でした。そこには、川に親しむ子供たちの姿はありませんでした。会の発足の動機は「真光寺川をきれいにして、子供たちにかえってきてほしい」と言うことでした。爾来、毎月第二日曜日を清掃日と定め、川の環境改善に取り組んでまいりました。

 ささやかな活動ですが、それなりに活動の成果があがってきつつあるように思います。流れがきれいになり、自然が次第によみがえってまいりました。なによりも嬉しいことは川に親しむ子供たちが増えてきたことです。

 然し、まだまだ私どもが目指す「清流」にはほど遠い状況です。「継続は力なり」と申しますが、私どもは地道な活動を続けてまいりたいと考えています。そして真光寺川を「清流」にして皆に親しまれる「ふる里の川」にしてまいりたいと願っています。

 今後とも変わらぬご理解とご協力を頂くようお願いいたします。

真光寺川を清流にする会:真光寺川里親の会:会長 山 本 隆 治